自在魚のピル・ケース  AD711

魚のカタチのピル・ケース
おそらく1900年初頭 イタリア
素材はSV800(尻尾部分に 800 の刻印あり)
胴の部分が日本でいう『自在置物』という工法で作られています
小さなパーツを重ねて可動域を造り、魚の滑らかな動きを可能にしています
日本では江戸時代からある工法で、作品によっては芸術品として扱われています
蛇足ですが、澁澤龍彦氏の『夢の博物館』には貝細工の自在魚が登場しています
粋なピルケースです
シルバーのくすみ・小傷・汚れ・凹みなどあります
※装飾品は含みません

サイズ:約117.5×37×17.3

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