Bois Durciのフレームと死後写真CDV  AD890

パリで手に入れたbois durci ボワ・デュルシのフレームと眠る少女のCDVを組み合わせてみました
フレーム・CDV 共に19世紀末-20世紀初頭 フランス
CDV カルト・ド・ヴィジットは19世紀に流行した名刺サイズの写真で、裏面に写真屋さんの広告が入っています
眠る少女は死後写真ではないかと思います
ボワ・デュルシは木の粉に蛋白質水溶液を加え、乾燥させた後に再び粉砕し成形し、加圧しながら水蒸気で加熱し固形化したものを研磨して光沢をもたせた素材
蛋白質水溶液の代わりに動物の血、主に牛の血が使われたと言われています
黒の奥に感じる赤茶のような なんとも言えない黒のニュアンスは血の影響もあるのでしょうか
フレームに入れる場合はCDVのサイズがやや大きいので、切り取りが必要です
フレームにガラスや裏押さえなどありません
小傷・汚れ・擦れ、CDVに焼け・シミ・汚れ・折れなどあります
※装飾品は含みません

サイズ:フレーム 約108×154 CDV 約63×105

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