川島 朗 個展 『 最果て標本 』

期間 : 2022.9.23(金)- 9.27(火) 12 – 19時(最終日は17時まで)
場所 : antique Salon 博物蒐集家の応接間コンセプト・スペース

なも知らぬ最果ての街より届けられた、謎の標本箱や奇妙なオブジェたち
それは、誰かのいつか見た夢の中 ・・・
誰かの忘れ去られた記憶の断片に ・・・
過ぎ去った未来への望郷に、滞在する世界の秘密と不可思議に符合する

川島 朗
造形作家
1997年より架空の物語・神話・記憶をテーマにボックスオブジェやコラージュ作品を発表
近年の主な個展に
2019年『 失われていくものたちのソナタ 』(霧とリボン / 東京)
2018年『 アルマ・ランガーの秘密の部屋 』(antique Salon / 名古屋)
2016年『 秘密の植生 Dr.ラフレジオの部屋 』(gallery yolcha / 大阪)などがある

hp : akirak.info

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『帰郷(深い森)』

森の精霊に取り込まれ森と同化してゆく女性の姿。暗い森の奥、森の精霊との婚礼の図
森の多い最果てのとある国では、森で行方不明になってしまった者の縁者に対して
『彼女(彼)は森との婚姻のため森に帰った。幸せに暮らしている。』という言葉をかけ慰める俗習がある

 

『鉱物男(鍵と星の遺失物)』


最果ての街より届けられた鉱物の頭部を持つ青年の肖像カードと、小さな鍵と謎の小間物の配置された箱
一説によると、鉱物男は星と最果ての街との調和を司る異形の精霊であるとも云われているが、真偽は定かではない